イベントテキスト
セーブしてロードしないと一人の分しか見られないテキストを表記。
あとは恋愛イベントとか。
無論ネタバレのため閲覧は自己責任で。

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●闘技場使用可能時の最初の説明
★ロイド
受付嬢A「こんにちは。
      ツンツン頭のお兄さん
      闘技場で鍛え上げた技を
      披露してみませんか?」

ロイド「誰がツンツンだ!」

受付嬢A「ほほほ。失礼。
      どうですか?
      参加してみませんか?」

ロイド「うーん・・・
    おもしろそうではあるけど・・・」

受付嬢A「とりあえず
      説明をお聞きになりますか?」
★コレット
受付嬢A「こんにちは。
      笑顔が可愛いお嬢さん
      闘技場で鍛え上げた技を
      披露してみませんか?」

コレット「え〜、そんな〜
     照れます〜」

受付嬢A「言いたいのはそこじゃなくって。
      どうですか?
      参加してみませんか?」

コレット「う〜ん
     どうしよう?」

受付嬢A「とりあえず
      説明をお聞きになりますか?」
★ジーニアス
受付嬢A「こんにちは。元気な坊や。
      闘技場で鍛え上げた技を
      披露してみませんか?」

ジーニアス「ボクは坊やじゃないよ!」

受付嬢A「ほほほ。カチンとこないで。
      どうですか?
      参加してみませんか?」

ジーニアス「ボクが?
       闘技場で戦うの?」

受付嬢A「とりあえず
      説明をお聞きになりますか?」
★リフィル
受付嬢A「こんにちは。美しいお姉さま。
      闘技場で鍛え上げた技を
      披露してみませんか?」

リフィル「あら。お上手ね」

受付嬢A「のせられついでに
      どうですか?
      参加してみませんか?」

リフィル「闘技場ね・・・
     どうしようかしら」

受付嬢A「とりあえず
      説明をお聞きになりますか?」
★クラトス
受付嬢A「こんにちは。
      ニヒルな笑顔が素敵なお兄さん
      闘技場で鍛え上げた技を
      披露してみませんか?」

クラトス「・・・フッ」

受付嬢A「あら・・・
      自覚なさってるみたい。
      で、いかがです?」

クラトス「・・・よかろう」

受付嬢A「とりあえず
      説明をお聞きになりますか?」
★しいな
受付嬢A「こんにちは。
      悩殺ボディのお嬢さん
      闘技場で鍛え上げた技を
      披露してみませんか?」

しいな「な、何言ってんだい!」

受付嬢A「そんな格好してるのに
      照れちゃって
      どうですか?
      参加してみませんか?」

しいな「まったく・・・
    どんな客引きだよ」

受付嬢A「とりあえず
      説明をお聞きになりますか?」
★ゼロス
受付嬢A「こんにちは。愛しい神子さま♥
      闘技場で鍛え上げた技を
      披露してみませんか?」

ゼロス「なんだ、カノジョってば
    闘技場で働いてんだ」

受付嬢A「その〜まぁ〜お金ないと〜
      大変だし〜」

ゼロス「素に戻っちまったな」

受付嬢A「あら、いけない、ほほほ。
      どうですか?
      参加してみませんか?」

ゼロス「そうね〜
    どうしよっかね〜」

受付嬢A「とりあえず
      説明をお聞きになりますか?」
★プレセア
受付嬢A「こんにちは。
      視線がクールなお嬢さん
      闘技場で鍛え上げた技を
      披露してみませんか?」

プレセア「クール、ですか?」

受付嬢A「聞き返されると
       思ってなかった・・・
       どうですか?
       参加してみませんか?」

プレセア「闘技場・・・」

受付嬢A「とりあえず
      説明をお聞きになりますか?」
★リーガル
受付嬢A「こんにちは。
      ハードボイルドさん
      闘技場で鍛え上げた技を
      披露してみませんか?」

リーガル「・・・・・・」

受付嬢A「あ、あの・・・
      どうでしょうか?
      あの、参加してみませんか?」

リーガル「そうだな・・・」

受付嬢A「とりあえず
      説明をお聞きになりますか?」


●フラノール恋愛イベント
★コレット
ロイド:誰だ 入れよ

コレット:ロイド、起きてた?
     外、雪が降ってるよ

ロイド:どうりで・・・
    寒いと思ったよ

コレット:そうだよね! 寒いよね!

ロイド:・・・嬉しそうだな

コレット:だって! 寒いって分かるなんて
     ・・・嬉しいんだもん

ロイド:そうか・・・。
    ちょっと前のおまえは・・・
    それも分からなかったんだっけ

コレット:ねえねえ。
     ロイドが寒いの
     我慢できるなら
     ちょっと散歩に行こうよ

ロイド:いいぜ

(外に場面変更)

コレット:みてみて。
     フラノールの街が見渡せるよ
     綺麗だねぇ〜

ロイド:ああ

コレット:・・・ロイド、覚えてる?
     クラトスさんが言ってたこと

ロイド:・・・あいつが
    何かいってたか

コレット:エクスフィアを捨てることは
     いつでもできる
     今は犠牲になった人々の分まで
     彼らの思いを背負って
     闘う必要があるはずだって

ロイド:・・・ああ
    シルヴァラントの人間牧場で
    エクスフィアができるところを
    見たときだな・・・

コレット:あれ、ロイドの
     お母さまのことだったんだね

ロイド:でもアイツは
    母さんを怪物にした奴の親玉に
    へこへこ仕えてやがる・・・

コレット:ちがうと思うな。
     クラトスさん、私たちのこと
     何度も助けてくれたよ
     ロイドのことも
     守ってくれたよ?

ロイド:それは・・・

コレット:だから、きっとクラトスさんは
     ロイドのことも
     ロイドのお母さまのことも
     大切に思ってるんだよ
     素敵なお父さまだよね

ロイド:・・・もしかして
    それを言いたくて
    ここに連れてきたのか?

コレット:えっとね、それもそう、かな

ロイド:・・・ありがとう。大丈夫だよ
    あいつが親父だったってこと
    ・・・今はもう
    そんなにショックじゃないんだ

コレット:うん。・・・でも・・・

ロイド:オリジンの・・・封印のことか?

コレット:いやなこといって、ごめんね
     でも体内のマナを放射したら
     いくら天使化したクラトスさんでも・・・

ロイド:わかってる。
    生きていられるのか・・・
    それもわからないよな

コレット:・・・だからね!
     私のこと助けてくれたみたいに
     クラトスさんの命を
     失わなくても
     オリジンを解放できる方法を
     探そうよ!

ロイド:・・・コレット

コレット:みんなもわかってくれるよ。
     ね? そうしようよ!

ロイド:ありがとな。
    でも・・・俺思うんだ
    クラトスには
    クラトスの考えがあって
    ミトスについたんだって
    だから、それを聞いてみたい。
    全てはそれからだ

コレット:・・・行くんだね?
     デリス・カーラーンに

ロイド:・・・ああ。
    明日アルテスタさんの
    具合を聞いたら、行くつもりだ
    ミトスの千年王国には
    賛成できない。
    だから、それを阻止する
    ミトスと・・・戦うよ

コレット:・・・もう少し
     近くに行ってもいいかな?

ロイド:・・・え、ああ

(コレット、ロイドに近づく)

コレット:こんなに綺麗な景色
     シルヴァラントみたいに
     荒らされて欲しくないな

ロイド:荒らさせないよ

コレット:そうだよね。
     今度こそ守ろうね

(ロイド、コレットと向かい合う)

ロイド:ああ
    知ってるか?
    ドワーフの誓い、第7番

コレット:あはは。ロイドが
     一番嫌いなやつでしょ

ロイド・コレット:正義と愛は必ず勝つ!

ロイド:・・・本当に
    そうだといいんだけどな

コレット:心配?
     それじゃあ・・・これ

(コレット、ロイドに雪うさぎを渡す)

ロイド:これは・・・?

コレット:おまもり。
     フラノールの雪ウサギ。
     幸運を呼ぶんだって
     昼間ね、これを
     アルテスタさんの所に
     持っていってもらったの
     もう一個はロイドに

ロイド:・・・ありがとう

コレット:ね。みんなもついてるし
     お守りもあるし
     もう、だいじょぶだよ

ロイド:ああ、そうだな

「フラノールの雪ウサギを手に入れました」
★リフィル
ロイド:誰だ 入れよ

リフィル:ちょっといいかしら・・・?

ロイド:先生? どーしたんだよ

リフィル:雪を見たいのだけど
     ちょっとつきあってくれないかしら

→いいぜ

ロイド:いいぜ

(外に場面変更)

リフィル:不思議ね・・・
     真っ暗な空から
     雪が降りてくる・・・

(ロイド、首を振る)

ロイド:先生の台詞とは思えねぇな・・・

リフィル:失礼ね。
     ・・・自分でもそう思うけれど

ロイド:あはははは

(リフィル腕組みをしてニラむ)

リフィル:笑い過ぎよ

(ロイド頭をかく)

ロイド:ごめん

リフィル:ねぇ、ロイド。
     これからどうするつもり?

ロイド:うん。
    ・・・デリス・カーラーンへ
    行くことになると思う

リフィル:そうね。
     そろそろ決着をつけるべきね

ロイド:ああ。やるべきことは
    わかってるんだ
    オリジンの封印を解いて
    資格を得て、エターナルソードで
    世界を統合する
    ・・・人間の俺じゃ
    エターナルソードは
    使えないらしいけど

リフィル:問題はそれだけではなくてよ。
     目的を達成するためには
     ミトスだけではなくて
     クラトスの命も犠牲にしなくてはならないのよ

(ロイド、リフィルの方を向く)

ロイド:・・・コレットの時みたいに
    道はないのかな

リフィル:以前の私なら・・・
     ないと断定したわね

(ロイド上を向く)

ロイド:そうかな?

リフィル:そうよ。この世界には
     けして変えられない
     運命があるって
     私は信じていたから

(ロイド、リフィルの方を向く)

ロイド:今は、信じてないのか?

リフィル:・・・やっぱり変えられないものは
     あると思うわ

ロイド:先生・・・

リフィル:でも、可能性を信じるのも
     悪くないと思うの
     自分でもこの変化に
     とまどっているのだけれど

ロイド:何が先生を変えたのかな・・・

リフィル:雪を拡大鏡で見ると
     不思議な形をした結晶状なのは
     勉強したわよね

ロイド:な、何だよ急に。
    ・・・そうだっけ?

(リフィル、降ってくる雪を掌に乗せる)

リフィル:そうなの。
     針葉樹みたいな綺麗な結晶よ

ロイド:しんようじゅ・・・?

リフィル:・・・もういいわ
     とにかく雪結晶は
     降雪時の温度と湿度で
     まったく違う形に
     なってしまうものなの

ロイド:それが・・・何?

リフィル:どれも同じに見える冷たい雪だけど
     実は周囲の環境に
     敏感に反応しているのよ

ロイド:うん。それはわかったけど・・・

リフィル:つまり、私の周りの温度が
     変わった・・・ということ

ロイド:ああ! 先生を変えたものが
    何かってことか

リフィル:ふふ、かんじんの熱源体は
     まったく気づいてない
     みたいだけれど

(ロイド、リフィルに向き直る)

ロイド:え? え?

(リフィル、階段を降り、ロイドの方を向く)

リフィル:つきあってくれてありがとう。
     もうもどりましょう
     明日からの戦いが
     最後の戦いになるかも
     しれないのだから

ロイド:う、うん。わかったよ・・・
★クラトス
ロイド:・・・すごい雪だな

声:ロイド・・・

ロイド:誰かに呼ばれたような・・・?

→外に行く

ロイド:・・・外に・・・出てみるか

(場面変更)

ロイド:・・・誰もいるわけないか

クラトス:・・・ロイド・・・

クラトスとノイシュ登場

ロイド:ずっと・・・知ってたのか?
      俺が、あんたの・・・息子だって

クラトス:・・・お前の家で
       アンナの墓を見つけた時から
       ・・・気付いていた

ロイド:母さんはどうして死んだんだ?
      あんたは知ってるんだろ・・・

クラトス:アンナはプレセアと同じ
       クルシスの輝石を体内で作る研究
       ・・・エンジェルス計画に
       利用されていた
       ミトスの無機生命体による
       千年王国の構想を知った私は
       あれと対立し、地上に降りて
       アンナと出会った

ロイド:・・・母さんが・・・
      プレセアと同じ実験体・・・

クラトス:アンナと出会って私は
       ミトスのやり方を黙認することが
       世界統合の早道だという考えが
       まちがいだと気付いた
       私は人の身でエターナルソードを
       使える術を模索した

ロイド:・・・世界を統合するため?

クラトス:そうだ。しかし私もアンナも
       クルシスから追われていた
       世界を転々として
       やがて生まれたおまえを
       育ててきたが・・・
       とうとうクヴァルに
       見つかってしまった

ロイド:・・・そこで母さんは
      化け物にされたんだな

クラトス:エクスフィアをはがされたのだ
       要の紋がなかったアンナは
       体内のマナが暴走し
       怪物と化した
       ・・・あれがおまえを
       食い殺そうとしたところを
       ノイシュがかばい
       あれも一時的に正気に返った

ロイド、ノイシュの方を向く

ロイド:・・・ノイシュが
      助けてくれたのか・・・

クラトス:ノイシュが怪物に敏感になったのは
       ・・・恐らくその時からだろう
       ノイシュは怪我を負い
       アンナもまた傷ついた体で
       自分を殺すように懇願した

ロイド、クラトスの方に向き直る

ロイド:・・・もういい・・・

クラトス:アンナが再び暴走して
       おまえをねらった。私は・・・

ロイド:もういい!

クラトス:私は・・・アンナを殺した

ロイド:もういいって言ってるだろ!

クラトス:その後クヴァルが襲ってきて
       おまえとノイシュは
       エクスフィアごと崖から滑り落ちた
       ・・・クヴァルたちを退けて
       崖を降りたが・・・
       残っていたのは
       怪物に食い散らかされた
       ディザイアンの死骸だけだった

クラトス、ロイドのほうを向いて

クラトス:・・・もう、生きてはいまいと
       そう思った

ロイド:・・・それであんたは・・・
      またクルシスにもどったのか

クラトス:私はオリジンの封印そのもの
       殺せば封印がとける以上
       ユグドラシルも私を
       放置できなかったのだろう

ロイド:あんたはそれでよかったのか?
      ミトスのやり方に反発したのに!

クラトス:・・・何もかも、むなしくなった
       ミトスはマーテルさえ復活すれば
       世界を統合するといっていた
       千年王国計画はともかく
       大地が元にもどるのなら
       もうそれでいいと思ったのだ
       ・・・おまえに出会うまでは

ロイド:俺・・・?

クラトス:おまえは・・・ミトスに似ている。
       ミトスもおまえのように
       世界を救おうと必死だった
       諦めなかった。
       虐げられても前を向いていた。
       マーテルを・・・殺されるまでは

ロイド:勇者・・・って
      呼ばれてたんだよな、あいつ

クラトス:・・・そうだ。
       しかし・・・おまえとミトスでは
       決定的にちがうことがある

ロイド:種族の差?

クラトス:いや、ちがう。ロイド
       おまえは自分が
       まちがえる生き物だと知っている
       いや、まちがいを犯しても
       それを認めることができる。
       それは勇気だ
       ミトスも・・・私も・・・
       それができなかった

ロイド:まちがいを認める・・・勇気

クラトス:我々は、誤った道を正せなかった。
       過ちは正せないと諦めた。
       おまえは諦めなかった

ロイド:・・・だったら
      あんたはもう気付いてるんだろ!
      まちがいは正せるんだ
      今からでも
      あんたの命を犠牲にしなくても
      オリジンを解放できる方法を探して
      ・・・いっしょに・・・

クラトス:・・・私には・・・
     まだやるべきことがある
     おまえにそれを託すまでは・・・
     私はおまえと共に
     戦うことはできない

ロイド:やるべきことって・・・

クラトス:エターナルソード・・・。
       それをおまえに託すまでは・・・
       おまえも死ぬな

クラトス、踵を返し歩き出す

ロイド:クラトス! どこへ・・・

クラトス:・・・ユグドラシルを
       このまま放置するな
       奴は・・・
       いくらでも命を犠牲にできる
       コレットを奪われる前に・・・
       ユグドラシルを・・・
       ミトスを止めてくれ

クラトス去る

ロイド:・・・ああ。止めてやる。
      デリス・カーラーンに乗り込んで
      あいつを止めてやるさ


(翌日)

ロイド:お、ノイシュ。
      何をくわえてるんだ?

ノイシュ:ウォーン

ロイド:ペンダント?
      こんなもの・・・
      これ・・・クラトスと
      ・・・母さん?
      じゃあこの赤ん坊は・・・俺・・・

ノイシュ:ウォーンウォーン

ロイド:クラトスからあずかったんだな?

ノイシュ:ワォーン

ロイド:・・・わかった。
      これは俺が持ってるよ

「父のペンダントを手に入れました」
★リーガル
ロイド:誰だ 入れよ

リーガル:失礼する

ロイド:リーガル?
    どうしたんだ、こんな時間に

リーガル:夜更けにすまないが
     外に行かないか?
     少し話がしたい


(外に場面変更)

リーガル:雪か・・・。ここはやはり
     セルシウスの影響を
     強く受けているのだな

ロイド:見てるぶんにはきれいだけど
    ここで生活してる人は大変だろうな

リーガル:うむ。このあたりは
      雪で観光客を集めなければ
      生活できぬ

ロイド:そいえば、お前の会社って
    観光事業がメインなんだろ?
    フラノールに会社はないのか?

リーガル:スキー場とホテルを
      いくつか経営しているはずだ

ロイド:・・・すげぇ。金持ちなんだな

リーガル:会社を作ったのは私ではない。
      私の何代か前の当主だ

ロイド:はー、そんなに昔から
    続いてる家なんだな

リーガル:・・・エクスフィア鉱山が
      巨万の富を生んだ
      恐らくブローカーを経て
      ディザイアンに流されていたのだろう
      我が手にある財産は
      シルヴァラントでの流血によって
      あがなわれていたのだ

ロイド:・・・そうか。そうだよな

(リーガル、ロイドの方を向いて)
リーガル:すまなかった

ロイド:おまえが謝ることじゃないだろ

リーガル:知らなかったことは
      言い訳にはならぬ。
      むしろそれは罪悪だ

ロイド:それはそうかも知れないけど・・・

リーガル:・・・恐らくミトスが
      ありとあらゆる命を虐げるのも
ここに起因するのではないか?

ロイド:どういうことだ?

リーガル:人は・・・己の罪をしらなすぎ
      エルフはその罪に目を閉じる。
      それがミトスをいらだたせている

ロイド:そうだとしても
    あいつがやっていることは
    世界中を巻き込んだ復讐だろ
    許されることじゃない

リーガル:ならば・・・
     私も許されないことになる

ロイド:へ?

リーガル:私もクルシスに復讐するために
      ここにいる

ロイド:それは・・・ちがうだろ

リーガル:同じことだ。
      仮にアリシアを怪物に変えた原因が
      人間の側にあったのなら
      私はミトスと同じ道を
      辿っていたかもしれぬ

ロイド:・・・大抵はそうなる前に
    自制心が働くって・・・
    先生が言ってたぜ

リーガル:そうだろうな。しかし結局私は
      ・・・いや我々は
      ミトスと同じなのだ

ロイド:・・・ミトスと同じ?

リーガル:自分たちの理屈と合わない者
      自分たちを不快にさせる者を
      力で排除している

ロイド:・・・ぐぅの音もでねぇな
    そういわれちまうと

リーガル:ミトスは・・・それを知っている
      だから去り際に
      エクスフィアのことを
      言ったのだろう
      人の命を吸ってできたこの石を
      犠牲を否定する
      我々が使っている都合のよさ・・・

(ロイド、首を振る)

ロイド:何か、ムカムカしてきた

リーガル:図星だからではないか?

ロイド:そうかも知れないけどよ。
    理屈が正しければ
    それでいいってモンでもないだろ

リーガル:ふむ

ロイド:・・・あいつがやってることは
    いやなんだ。それだけだ

リーガル:・・・そうだな。
      それでいいのかも知れないな
      私は・・・ミトスを私に
      置き換えることで
      無意識のうちに
      自分の正当性を主張しようと
      していたのかもしれぬ

ロイド:難しいこと考えるな。リーガルって
    誰だって自分が悪者になんか
    なりたくないし
    自分が嫌なことは我慢したくないよ

リーガル:誰だってそう思っている・・・か

ロイド:相手も同じだと思ったら
    ・・・ミトスみたいなことは
    できねぇだろ。だから・・・

リーガル:奴と・・・戦うことになるんだな

ロイド:明日・・・アルテスタさんの容態が
    はっきりしたら、決着をつける

リーガル:・・・よかろう。
     悲劇の連鎖は・・・
     早急に断ち切るべきだ

ロイド:ああ。明日からも、たのむな

リーガル:・・・うむ


●クラトスとの一騎打ち前 恋愛イベント
*クラトスが仲間になるルートの場合は、誰も来ない。
★コレット
(ノックの音)

ロイド:はい?

コレット:まだ起きてた?

ロイド:・・・なかなか寝つけなくて

コレット:外は星が綺麗だよ
       ちょっと見にいこ?

ロイド:・・・そうだな
      じゃあちょっとだけ

----------------------

コレット:すごいね
       今にも降ってきそう

ロイド:ああ、そうだな

コレット:私ね、今でも不思議なんだ
       こうしてロイドと
       お話ししてるのが

ロイド:何で

コレット:世界再生の旅に出たら
       もう二度と村にもどれないって
       おばあさまに言われていたから
       だからイセリアを出る前の夜
       ロイドと二人で
       お話しした時
       これでもう最後なんだって思ってた
       でも今はこうして
       ロイドの横にいるでしょ?

ロイド歩き出す

ロイド:これからも、ずっとそうだよ

コレット:え?

ロイド:もうおまえをねらってた
      クルシスはないんだ
      明日、・・・クラトスに勝って
      封印を解いてもらえれば
      世界は一つにもどる

ロイド、コレットの方を向いて

ロイド:もう心配しなくてもいいんだ

コレット、ロイドの近くに追いつく

コレット:・・・ロイド
       クラトスさんと戦うの?

ロイド:戦わないと・・・
      ダメなんだろうな

コレット:でもお父さまなんでしょ?

ロイド:親父だから・・・戦うんだ

コレット:え?

ロイド:あいつは決着をつけたいんだよ
      過去の自分に
      けじめをつけたいんだと思う
      そんな気がするんだ

コレット:・・・うん
       そうなのかもしれないね
       クラトスさん
       私たちのこと・・・
       助けてくれたもん

ロイド:ああ。それに俺自身も
      けじめをつけたいんだ

コレット:ロイドが?
       どうして?

ロイド:俺は・・・ずっとおまえに
      たよってきた
      世界再生は
      おまえにしかできないって
      それを疑問にも思わなかった

コレット:それはしかたないことだよ
       それに・・・ロイドは
       約束通り
       私を助けてくれたじゃない

ロイド:でも、そのために
      いろんな人たちを
      犠牲にしちまった
      俺はたくさんの人の
      命を背負ってる
      その人たちのためにも
      俺は・・・
      過去のクラトスを倒す

コレット:・・・うん。わかった

ロイド・コレット、ベンチに座る

ロイド:すべてが終わったとき
      みんなが生きていることを
      許されてる世界になってると
      いいなって思うんだ

コレット:この旅が終わって
       そんな世界になったら・・・
       ロイドは
       どうするつもりなの?
       イセリアにもどるの?

ロイド:多分、もうもどらねぇと思う。
      俺、こいつらを
      回収するつもりなんだ

コレット:エクスフィアを?

ロイド:このままこれを放置しておいたら
      コレットや
      プレセアみたいに
      自分を失う人が出てくるだろ
      だからそうなる前に
      回収した方がいいと思うんだ
      それがエクスフィアの力を借りて
      戦ってきた俺の
      こいつらへの感謝・・・
      なんだけどさ

コレット:私も・・・いっしょに
       行っていい?

ロイド:え?

コレット:今までもそうだったみたいに
       私、これからも
       ロイドの横を
       いっしょに歩けたらいいなって
       思ってるんだ

ロイド:・・・ん、わかった
      じゃあ、いっしょに行こう
      生まれ変わった世界を
      いっしょに冒険しような

コレット:うん!

★しいな
(ノックの音)

ロイド:はい?

しいな:あはは、・・・起きてたかい?

ロイド:・・・なかなか寝つけなくて

しいな:それならさ
    ちょっとつきあってくれないか

ロイド:・・・そうだな
    じゃあちょっとだけ

--------

しいな:なぁ、その・・・
    緊張してないか?

ロイド:へ?

しいな:明日のことだよ
    クラトス・・・との戦いさ

ロイド:ああ・・・ちょっとな

しいな:そうだよな・・・
    なぁ、その・・・
    いやじゃないのかい?

ロイド:何がだ?
    クラトスと戦うことがか?

しいな:そうだよ
    だって・・・
    あんたの親父なわけだろ
    複雑なんじゃないのかい?

ロイド:・・・親父って言われて・・・
    実感があるわけじゃないんだ
    言われてみれば・・・
    いろいろ助けてもらった
    気もするし
    でも、裏切られたり
    ひどい目にもあったし・・・
    だから、戦うってことより
    クラトスが
    親父だってことの方が
    正直複雑だよ

しいな:そういうもんなんだね
    ・・・あたし
    ちょっと・・・うらやましいんだ

ロイド:どうして?

しいな:ほらあたしさ
    捨てられっ子だったからさ
    あたしの両親が
    どんな人だったかなんて
    全然知らねーんだ

ロイド:・・・そうか

しいな:あたしさ、色々考えてみたんだ
    あんたの立場を
    あたしにおきかえてさ
    自分の親が自分の敵で
    そのくせ助けて
    くれたりしたら・・・
    あたしバカだからさ
    混乱しちまうだろうなって

ロイド:あはは、俺も混乱した
    今もちょっと混乱気味

しいな:あはははは

しいなに「・・・」ウインドウ

しいな:・・・それでさ
    明日その親父と戦うって考えたら
    ものすごく緊張しちまって

ロイド:しいなが?
    バカだなぁ。そこまでなりきって
    考えなくてもいいのに

しいな:何だよ
    ・・・自分でもそう思うけど
    いてもたってもいられなくなってさ
    だからあんたも
    そうなのかと思って・・・

ロイド、ベンチに座る

ロイド:・・・そっか。ありがとな

しいなに「////」

しいな:・・・いや・・・そんな・・・
    あ、あのさ・・・
    あんたはこの後どうするんだい?

ロイド:この後?

しいなもベンチに座る

しいな:世界を統合したら・・・
    あたしたちの旅は終わるだろ
    そのときさ

ロイド:そうだな・・・
    エクスフィアを回収する旅ってのを
    やろうかと思ってる

しいな:・・・いいな、それ。
    ・・・あたしも・・・
    ついていったら・・・ダメかい?

ロイド:え? でもミズホの里に
    もどらなくていいのか?

しいな:・・・あんたと・・・
    一緒にいたいんだ・・・

しいなロイドを向く

ロイド:・・・う、うん。
    いいよ。
    しいなとなら・・・

しいな立ち上がりロイドに向かい合う

しいな:ほ、ホントかい!?
    じゃあ決まりだね。
    いまさらダメなんて言わせないよ
    あたしとあんたで
    世界中のエクスフィアを
    回収するんだからな

ロイド:ああ。そしたらエクスフィアの
    被害にあう人もいなくなるし
    こいつらも、もう二度と
    こんな騒ぎに巻き込まれなくて
    すむからな

しいな:約束だよ。守らないと
    ミズホの伝統にのっとって
    針を千本飲ませるからね

ロイド立ち上がりしいなと向かい合う

ロイド:うわ・・・
    わかったよ。約束だ